子育て発達コラム 「言葉を話し出すために重要な能力と経験」
子どもが言葉を話し出すために、どのような能力と経験が特に重要か、というのが今回のテーマです。 ☆子どもが言葉を出すために重要な能力と経験 1 認知能力 (1)物理世界の認知能力 ①問題解決(手段ー目的関係) → 例えば、人形の上に布をかけていたとして、布の下に何があるか見たい(目的)ので、手で布を取る(手段) ②記憶 → あるものをイメージとして脳の中で覚えておく ③カテゴリー化 → 物事をその特徴で分類していく ④推論 → 自分で後の成り行きを考えていく (2)社会的認知能力 ・他者が、意図(考え、気持ち、心の状態など)をもった存在であることを理解する能力 ①共同注意 → あるもの(例えばアンパンマンのお人形)を他者と一緒に注目する ②意図を読む → 他者の意図(考え、気持ち、心の状態など)を感じ取る ③コミュニケーション、協力 → 他者と意図(考え、気持ち、心の状態など)を伝え合ったり(コミュニケーション)、他者と一緒に行動する(協力) (3)表象機能と象徴機能 ①表象機能 → 頭の中で、イメージや言葉などを操作すること ②象徴機能
2025年12月7日
子育て発達コラム 「発語までのチェックポイント」
療育教室 楽しい広場では、言葉の遅れなどの発達不安について「個人差の発達の遅れ」の視点から原因を考えていきます。 今回は発達の不安の中でも一番多く重要な、言葉の遅れ、その中でも「発語の遅れ」に焦点を当てます。 発語までにはそれまでの発達の流れがあります。療育教室 楽しい広場でも言葉を含めた「認知」「言語」「情動・人とのかかわり」という分け方で、発達の流れを「子ども発達概略表」にまとめ、それを基準にして相談や指導の業務を行っています。 言葉の発達にはいろいろな考え方、理論があります。療育教室 楽しい広場では発語を含めた言葉の発達には「認知能力と社会性の発達」が重要と考えます。それに加えて、発語をするには「声を出す」ということが当然ですが必要になります。 さて、それを基に「発語」までの発達の流れを見ていくとき、4つのチェックポイントがあります。 (1)延滞模倣(1才半頃) (2) 命名の爆発(1才半頃) (3)意図的身振りコミュニケーション(1才頃) (4)声を出す 上記の4つの中で(1)(2)が認知面の発達、(3)が社会性の発達、そ
2025年11月24日
11月30日(日)、療育教室を行います
NPO法人 療育教室 楽しい広場では、11月30日(日)、札幌市社会福祉総合センター 第1会議室で、11月2回目の療育教室(こども発達相談、ことば伸び伸び教室)を行います。 言葉が遅い、多動で落ち着きがない、同じ年令の子どもさんよりコミュニケーション能力が不安、友だちとトラブルが多い、先生の一斉指示が通らないなどの、幼児期の子どもさんの発達の不安に対して、「個人差の発達の暮れ」という視点から不安の原因を考え、それに応じた改善の方法を提示していきます。 子どもさんにはそれぞれ「発達の地図」があります。その中で「今どこに位置するのか?」という「発達の現在地」を探します。 「発達の現在地」を見つけるために必要な発達の要素としては、以下のことが考えられます。 1 認知(知る、記憶する、推測するなどの力) 2 言葉(言葉の理解、発語) 3 コミュニケーション能力(人の意図や心の状態を感じとり、それに応じて自分の 意図や意思を伝えるなど) 4 人とかかわる段階(大人とのかかわり、友だちとのかかわり、小集団でのかか.
2025年11月23日
