top of page
日記

​楽しい広場のブログ

視覚優位~目で記憶する

  • 執筆者の写真: 崇弥 伊澤
    崇弥 伊澤
  • 2024年5月8日
  • 読了時間: 2分

子どもさんの中に、次のような特徴をもった子どもさんがおられないでしょうか?

 ・記憶力が抜群に良い

 ・絵を描くのが大好き

 ・絵本や図鑑が大好き

 ・アニメのキャラクターや車の車種などを膨大な数覚えている

 ・ひらがなやカタカナ、アルファベットなどの文字や数字が好きで読める数も多い

 ・一度通った道順を正確に覚えている

 ・街の中にある自分の気に入った商標やマークを指さす

 ・レゴやパズルなどの細かいものを組み合わせて遊ぶのが好きである


これらのような特徴をもった子どもさんの中に「視覚優位」という身体的特徴をもった子どもさんがいると考えられます。


「視覚優位」というのは、写真を撮って情報を記憶し処理するような「視覚的情報処理能力」が特に強い場合を指します。これはもちろん障害などではなく、身体的特徴と考えられるもので日本中、あるいは世界中にもそういう方はたくさんおられると思います。


「視覚的情報処理能力が特に強い」というのは、端的に申し上げると「目で記憶する力が強い」ということです。具体的には「86035914」という8桁の数字を記憶しようとするとき、「はち、ろく、ぜろ、・・・・・」と言葉で何度も繰り返して言いながら記憶するのではなく、一度その数字を見ただけですぐ覚えてしまうということです。


幼児期の子どもさんにも多くの「視覚優位」の子どもさんがおられます。その中の一部の子どもさんの中に発達の遅れが出る場合があります。発達の遅れとは、発語の遅れ、言葉を使ったコミュニケーションの不安、一斉指示が通らないなどです。


ではなぜ「視覚になるのか?」「なぜ視覚優位が発達の遅れの原因になるのか?」については次回ご説明致します。


今回は以上です。













 
 

最新記事

すべて表示
9月15日(月:祝日)発達相談を行います

9月15日(月:祝日)に、9月1回目の発達相談を行います。会場は、札幌市教育文化会館 研修室304で、料金は1時間3000円です。  療育教室 楽しい広場は、言葉が遅い、多動・落ち着きがない、友だちとトラブルが多い、先生の指示が通らないなどの発達の不安について、『発達の個人...

 
 
子育て発達コラム 『がまんを身に付ける』

よくインターネットで発達障害児支援を行う児童デイサービスの発信が見受けられます。その中で「幼児期の発達障害児の特徴」を挙げられているところがあります。その中で「かんしゃく」がその特性の一つとして入っています。  我々、子どもの発達の流れを把握した上で、個々の子どもさんの生活...

 
 
 現在、事務所を札幌市厚別区に置きながら、主に札幌市社会福祉総合センターの会議室をお借りして、こども発達相談やことば伸び伸び教室、療育セミナーや、
療育カウンセリング、講演などを行っております。
お問い合わせは、電話、又はメールでお問い合わせください。
(事務所電話)
(メールアドレス)
乳幼児の発達の遅れや発達障害に関する個別の療育相談について、札幌市で活動をしている

NPO法人 療育教室 楽しい広場 

です
©2023 NPO法人 療育教室 楽しい広場
bottom of page