top of page
日記

​楽しい広場のブログ

第28回 札幌療育セミナー開催のお知らせ

NPO法人 療育教室 楽しい広場では、令和6年4月21日(日)10時~12時、札幌市社会福祉総合センター 第2会議室におきまして、「第28回 札幌療育セミナー」を開催いたします。


NPO法人 療育教室 倒しい広場は、発達に不安のある幼児期の子どもさんに対する早期療育に関する事業を行っています。具体的には発達相談やことばの指導、そしてセミナーや講演などです。この4月で18年目になります。


NPO法人 療育教室 楽しい広場が行う早期療育を「発達療育」と名付けています。その大きな特徴は、発達の不安の原因を子どもさんの「生活経験の分析」から考えていくことです。


発達の不安とは具体的には「言葉の遅れ」「コミュニケーションの不安」「多動」「イライラするとすぐ手が出る」「友だちとトラブルになりやすい」「かんしゃくが激しい」「集団行動のときじっとしていられない」「一斉指示が通らない」などです。


さて、NPO法人 療育教室 楽しい広場では、発達相談を中心にこれまで2300人以上の発達に不安のある子どもさんにお会いしてきましたが、その多くは「障害以外」の原因が考えられました。つまり子どもさんの「生活経験を分析」することで発達の不安の原因が明らかになり、それに応じて改善の方法を提示し、多くの子どもさんの発達の不安が改善されていきました。


今回のセミナーでは、具体的に「生活経験の分析」から子どもさんの発達の不安の原因を明らかにしていくプロセスを、「一斉指示が通らない」という発達の不安をモデルに、実際に相談があった3才9か月の子どもさんの事例を通して説明をさせていただきます。




















 

閲覧数:9回

最新記事

すべて表示

子どもにとって、「食べ物」と「ぬくもり」のどちらが重要か?

前回のブログ「なぜ、子どもはかわいいのでしょう?」の中で、親子の間に形成される愛着関係が、生得的に備わっているのではないか、というイギリスの児童精神科医ボウルビィの考え方を紹介しましたが、今回はそのボウルビィの考え方の妥当性を立証したと言われている、サルの乳児に関する実験を...

なぜ、子どもはかわいいのでしょう

一般的に発達心理学では、親と子の間で見られるような緊密で情緒的な結びつきのことを「愛着関係』と呼びます。かつて、こうした関係は、乳児が何よりも自らの基本的欲求(飢えや渇き)の充足を求めて親に依存するようになる結果、あくまで二次的に生じてくると説明されてきました。つまり、食べ...

お母さん、お子さんと遊んでますか?

療育教室 楽しい広場での発達相談で一番多いのが「言葉の遅れ」です。2才・3才になっても発語がない、発語はあるが数が10個もないなどです。療育教室 楽しい広場では、言葉の遅れの原因をお子さんの生活経験を分析することにより、何か必要な生活経験が少ない、弱い、偏っているなどがない...

bottom of page