top of page
日記

​楽しい広場のブログ

児童デイサービスの受給者証の取り方の変化

  • 執筆者の写真: 崇弥 伊澤
    崇弥 伊澤
  • 2024年8月25日
  • 読了時間: 2分

 今回のテーマは、児童デイサービスの受給者証の取り方の変化についてです。児童デイサービスを利用する際、例えば2才半で発語がない、あるいはわずかしかなく、親御さんとして不安になり保健センターに発達相談に行ったとします。

 札幌市ではだいたい2年位前までは受給者証を取得する際、基本的に病院へ行き「このお子さんは〇〇の障害がある」という医師の診断書、あるいは意見書が必要で、それをもって区役所へ行き、区役所の方で認めていただければ受給者証をもらうことができました。それをもらうことにより、大幅に安い費用でデイサービスを利用することができます。


 しかし、札幌市では2年位前から子どもさんの発達が心配で区の保健センターに発達相談に行き、心理士さんや保健師さんからデイサービスの利用を勧められたとして、障害の診断をもらいにわざわざ病院に行かずとも、相談に行ったすぐその足でだいたい保健センターの隣にある区役所へ行き、担当の職員に相談をするとだいたいその場で受給者証をいただけるようです。これらのことは、療育教室 楽しい広場の発達相談に来られたお母さん、お父さんから伺いました。


 さて今回お話したいのは、札幌市での受給者証の取り方が変わったことによって何が変わり、あるいは変わろうとしているのか?ということです。

 一つは、児童デイサービスを利用するために「障害児にならなくても利用することができるようになった」ということです。これまでは例えば2才半で発語がなければ3か月あるいは半年待って病院を受診し、「障害児」と認定されて初めてデイサービスを利用することができました。

 ところが現在は病院に行くことを省くことができます。それは何を意味しているのかと言いますと、例えば2才半で発語がない子どもさんがいた場合、この子どもさんが「障害児なのかどうか?」が一番重要なのではなく、障害児であろうがなかろうが現在発語がないのは事実なのだから、児童デイサービスを利用した早期療育で言葉を出し、言語の発達を伸ばすことが一番大切なのだ、ということを示していることです。

 ということは今まで以上に児童デイサービスの専門性が問われるということになります。しかし、それが本来の早期療育の姿であると思います。そして最後に地方自治体によっては現在も受給者証を取得する際、医師の診断、あるいは意見書が必要なところがあるようです。財政の問題も当然ありますが、できるだけ多くのところで医師の診断や意見書がなくても取得できるようになってほしいと願っています。











 
 

最新記事

すべて表示
「発達障害」に関する記事が朝日新聞からデジタル配信されます

昨年12月22日に朝日新聞の北海道版で、「子育てリアル」という4回連載のコーナーがありまして、その4回目に療育教室 楽しい広場の早期療育の活動の紹介記事が掲載されたのですが、その内容が令和8年1月8日(木)朝6時45分から、全国に向け、デジタル配信されることになりました。  言葉の遅れなどの子どもさんの発達の不安の原因を障害以外の、子どもさんの生活経験の影響という視点から考え、改善を図るというのが

 
 
子育て発達コラム 「言葉を話し出すためのチェックポイント~延滞模倣」 

「延滞模倣」とは「目の前にモデルがいなくても昨日見たことを今日模倣する」ということです。昨日お母さんといっよにした手遊びの一部を一日置いた今日模倣した、ということです。  「延滞模倣」の前に1才頃から「模倣」をするようになります。例えば食事のときお母さんがテーブルを拭くのを見て拭く真似をする、あるいは簡単な手遊びの一部を真似するというようなものです。  「模倣」は、言葉の発達に関して重要な認知的な

 
 
療育教室 楽しい広場の発達療育が朝日新聞に取り上げられました

2025年(令和7年)12月22日(月)付けの朝日新聞の北海道版に、療育教室 楽しい広場の「発達療育」が取り上げられました。  幼児期の子どもさんに言葉の遅れなどの発達の不安があると、発達障害が疑われ、児童デイサービスなどの早期療育機関に通うという流れが出来上がっていますが、子どもの発達の不安の原因は障害以外に、子どもの生活経験の影響から生じる「個人差の範囲の発達の遅れ」があるという、療育教室 楽

 
 
 現在、事務所を札幌市厚別区に置きながら、主に札幌市社会福祉総合センターの会議室をお借りして、こども発達相談やことば伸び伸び教室、療育セミナーや、
療育カウンセリング、講演などを行っております。
お問い合わせは、電話、又はメールでお問い合わせください。
(事務所電話)
(メールアドレス)
乳幼児の発達の遅れや発達障害に関する個別の療育相談について、札幌市で活動をしている

NPO法人 療育教室 楽しい広場 

です
©2023 NPO法人 療育教室 楽しい広場
bottom of page