top of page
日記

​楽しい広場のブログ

バンコクのスラム街の孤児院で手遊び歌を歌いました

 この夏、仕事の関係でタイのバンコクに住んでいる長男夫婦たちと一緒に、ご縁があってバンコクのスラム街にある孤児院を訪問しました。ここは公立ではなく民間の方々が運営をされているところでした。

 中はよく整頓されていて、日本の保育園のように乳児から年長さんくらいの子どもさんが50人くらいいて、たくさん子どもさんが一緒に遊べるような大きな部屋で、我々もそこで子どもさんたちと過ごしました。

 私は2才か3才くらいの子どもさんのところへ行き、しばらくおもちゃで遊んでいるうちに、そばに小さい太鼓がありましたので、それをたたきながら「とんとんとんとんひげ爺さん」や「グーチョキパーで何つくろう」「むすんでひらいて」「やきいもグーチーパー」「おべんとうばこのうた」などの手遊び歌を手当たり次第に歌っていると、周りの子どもさんたちも一緒に動き始めてくれて、最後は「おもちゃのチャチャチャ」で大盛り上がりでした。とてもうれしかったですね。

 もちろん私は日本語で歌いましたが、孤児院ということもあって大人の気持ちのぬくもりが恋しかったのかもしれません。子どもたちは物の取り合いや喧嘩もしていましたが、同時に人と一緒にいる楽しさも感じていました。

 ありふれた言い方になりますけれど、子どもはタイも日本も同じだと思いました。多分、人間の根本は同じだと感じたのかもしれません。そして、幼児教育というものが人間の根本、人間の土台をつくるためにとても重要なものだと再認識しました。

閲覧数:5回

最新記事

すべて表示

子どもにとって、「食べ物」と「ぬくもり」のどちらが重要か?

前回のブログ「なぜ、子どもはかわいいのでしょう?」の中で、親子の間に形成される愛着関係が、生得的に備わっているのではないか、というイギリスの児童精神科医ボウルビィの考え方を紹介しましたが、今回はそのボウルビィの考え方の妥当性を立証したと言われている、サルの乳児に関する実験を...

なぜ、子どもはかわいいのでしょう

一般的に発達心理学では、親と子の間で見られるような緊密で情緒的な結びつきのことを「愛着関係』と呼びます。かつて、こうした関係は、乳児が何よりも自らの基本的欲求(飢えや渇き)の充足を求めて親に依存するようになる結果、あくまで二次的に生じてくると説明されてきました。つまり、食べ...

お母さん、お子さんと遊んでますか?

療育教室 楽しい広場での発達相談で一番多いのが「言葉の遅れ」です。2才・3才になっても発語がない、発語はあるが数が10個もないなどです。療育教室 楽しい広場では、言葉の遅れの原因をお子さんの生活経験を分析することにより、何か必要な生活経験が少ない、弱い、偏っているなどがない...

bottom of page