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日記

​楽しい広場のブログ

やってはいけないことを教えるのも親の役目

  • 執筆者の写真: 崇弥 伊澤
    崇弥 伊澤
  • 2024年3月13日
  • 読了時間: 2分

「今日も子どもを怒ってしまった」「あ~、また怒鳴ってしまった」と自分を責めているお母さんはいらっしゃいませんか。


「怒る」「怒鳴る」は、あまり自分がそれをしているのを想像するのは、気持ちのいいものではありませんね。しかし、これははるか昔から子育てのときには、どうしても出てくるものだと想像します。


では、なぜ怒り、怒鳴るのか? それは子どもさんがしてはいけないことをしたとき、あるいはしようとしたとき、つい出てくるものです。


例えば、人をたたく、物を投げるなどは、最初からしてはいけないなどとは子どもさんたちも思ってはいません。お家でお母さんやお父さんとのやり取りの中で、「そういうことはしてはいけない」と教えられて、してはいけないことを覚えていきます。


「人をたたく」「物を投げる」が激しさを増すと、お母さん、お父さんの注意の仕方も厳しくなっていきます。子どもさんが成長をしていけばいくほど、「してはいけないこと」の範囲や規模も大きくなっていきます。そういう時、「怒鳴る」「怒る」ということになりがちですね。


怒鳴ったり、怒ったりした後は、やはり自己嫌悪に陥りますね。喜んでするものではありません。しかし、子育てをしていく中で出てくることもあるかもしれません。そういう時は「怒鳴っちゃってごめん」と心の中で子どもさんに謝り、しかし表情は何もなかったかのようにお母さんをしていましょう。お父さんをしていましょう。自分を責めてもしようがありません。なぜなら、自分を責めだすとどこまでも責め続けるからです。そこで「気持ちを切り替えましょう」ということです。


「やってはいけないこと」教えるのも親の役目なのですね。これは今も昔も、どの国でも同じです。


頑張っていきましょう。











 
 

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