top of page
日記

​楽しい広場のブログ

『人を注目する」と『物を注目する」のちがい

  • 2024年9月11日
  • 読了時間: 2分

 『人を注目する」ことと『物を注目する」には大きな違いがあります。皆さんが人を注目したとします。注目するには多分何らかの理由があると思いますが、人の場合、注目するとその人の気持ち・心の状態を感じ取ることができます。相手の顔の表情、視線、動作、雰囲気、声、言葉遣いなど、人の場合はいろいろな手段を使って、意識的・無意識的を問わず、自分の気持ち・心の状態を発信しています。人を注目するとそれが感じ取れます。

 一方、物を注目するとき、これも多分注目する理由があるのでしょうが、それを注目することによって物の気持ちや心の状態を感じ取るということは、あまりありません。例えば、名画を見たとき、作者が絵に込めたものを感じ取ったり、使い込んだ職人さんの道具に職人さんの思いを感じ取ることはあるかもしれません。しかし、普通生活の中ではあまりありません。


 さて、人を注目することによって、人の気持ち・心の状態を感じ取るということは、人間のコミュニケーションを『言葉を使う』ということと合わせて、とても高度なものにしています。しかし、コミュニケーションを高度にしていくためには、人を注目して、相手の気持ちや心の状態を感じ取る経験をたくさん積んでいかなければなりません。そのためには、お母さんを中心とした大人とのかかわり、そしてその次の段階として、友だち同士のかかわりの経験が重要になるということです。幼児期に人を注目する経験を積むということは、人間の高度なコミュニケーションを作り上げていく上で重要なことであるということですね。


 




 
 

最新記事

すべて表示
障害以外の原因はたくさんある

札幌市で早期療育を行ってきて、この4月で20年目に入りました。  現在、発達に少しでも不安があると「障害」を疑う風潮があります。しかし、実際は「障害」以外に原因はたくさんあります。療育教室 楽しい広場は、そういう視点から早期療育を行い、実際に多くの子どもさんの発達の不安が改善されてきました。  「障害をもつ」ということは、年令を重ねていっても同じ年令の子どもさんよりも、その発達が大きく遅れる可能性

 
 
5月10日(日)療育教室 開催

令和8年5月10日(日)、札幌市社会福祉総合センター 第1会議室で、5月1回目の療育教室(こども発達相談、ことば伸び伸び教室)を行います。  療育教室 楽しい広場の早期療育の方法論である「発達療育」では、子どもさんの言葉の発達の遅れやコミュニケーションの不安、感情のコントロールができない、指示が通らない等の発達の不安に対して、その原因に子どもさんの毎日の「生活経験の仕方」が影響を与えているのではな

 
 
子育て発達コラム「発達障害と言われやすい発達の不安とは?」

我々療育教室 楽しい広場が行う早期療育の方法論である「発達療育」では、目の前に発達に不安のある子どもさんが来られた時、まず確認するのは「知的な発達の大きな遅れ」つまり「知的障害」の可能性がないかを確認します。知的な発達は、子どもの発達の基盤であり、その大きな遅れは発達全体に影響を及ぼします。  発達療育では、基本的に知的な発達の段階を見るときは、絵カードを使い、言葉の理解で知的な発達の段階を見てい

 
 
 現在、事務所を札幌市厚別区に置きながら、主に札幌市社会福祉総合センターの会議室をお借りして、こども発達相談やことば伸び伸び教室、療育セミナーや、
療育カウンセリング、講演などを行っております。
お問い合わせは、電話、又はメールでお問い合わせください。
(事務所電話)
(メールアドレス)
乳幼児の発達の遅れや発達障害に関する個別の療育相談について、札幌市で活動をしている

NPO法人 療育教室 楽しい広場 

です
©2023 NPO法人 療育教室 楽しい広場
bottom of page