top of page
日記

​楽しい広場のブログ

「模倣」の重要性について

  • 2024年6月26日
  • 読了時間: 2分

生まれて6か月くらい頃から、子どもさんは「いないいないバー」が大好きになります。それはピアジェの理論に基づいて認知的な発達から説明をしますと、「物の永続性」という「物が見えなくても物は物として存在する」という物の概念の基本が、頭の中にできたということを示しています。


さて、同じくピアジェの理論に基づいて考えていきますと、1才から1才半くらいのころから「ふり遊び」というものが現れます。例えば「テーブルを拭く」「くしを髪にあてる」「モップを床の上で動かす」などです。これらは「模倣」の始まりということができます。


「模倣」というのも、認知的な発達の上で重要なポイントです。このころから子どもは「目の前になくても、頭の中で思い浮かべて操作を行う」ということができるようになっていきます。これを専門的には「表象的思考」といいます。


そしてもう一つ、それまでのお母さんを中心とした大人とのやり取りを通して、「物事の順序を記憶する」ということができるようになります。「テーブルを拭く」ということも「、「くしを髪にあてる」ということも、「モップを床の上で動かす」ということもきわめて短いですが、順序を記憶していないとできません。そして、実はこのことがその後の記憶力の飛躍的な伸長につながっていきます。


基本的のはこの二つの能力が発達することによって、「模倣」ができるようになると考えられます。


「ふり遊び」をお母さん、お父さんも是非楽しんでくださいね。









 
 

最新記事

すべて表示
言葉の遅れの原因~「視覚が強い」

療育教室 楽しい広場が19年間、こども発達相談やことば伸び伸び教室を行ってきた中で、「言葉が遅い」の原因は大きく2つ考えられます。  一つは「お母さんとのかかわり方」で、具体的にはお母さんとのかかわりが少なく、そのため言葉の発達に必要な「伝え合い」の経験が少ないと考えられる場合です。  そしてもう一つは、子どもさんが「視覚が強い」という身体的特徴をもっている場合です。身体的特徴というのは、「視覚が

 
 
3月8日(日)、療育教室を行います。

令和8年3月8日(日)、札幌市社会福祉総合センター 第1会議室で3月1回目の療育教室(こども発達相談、ことば伸び伸び教室)を行います。  療育教室 楽しい広場が行う「発達療育」は、言葉の遅れや、多動、かんしゃく、友だちとトラブルが多い、一斉指示が通らないと言われたなどの発達の不安について、子どもさんの「生活経験を見直す」ことでその原因を明らかにし、それに応じて発達の不安を改善するために働きかけを行

 
 
2月22日(日)療育教室を行いました

2月22日(日)、札幌市社会福祉総合センター 第1会議室で療育教室を行いました。  本日は小学校支援学級3年生のお子さんの「ことば伸び伸び教室」でした。クイズやなぞなぞ、そして3年生の国語や算数の勉強をしました。    親御さんのお話の中で、小学校の普通学級と支援学級を含めての3年生全体での英語の授業で、「きゅうりを英語で何と言いますか?」という質問が出されたとき、一番最初に手を挙げて正解を答えた

 
 
 現在、事務所を札幌市厚別区に置きながら、主に札幌市社会福祉総合センターの会議室をお借りして、こども発達相談やことば伸び伸び教室、療育セミナーや、
療育カウンセリング、講演などを行っております。
お問い合わせは、電話、又はメールでお問い合わせください。
(事務所電話)
(メールアドレス)
乳幼児の発達の遅れや発達障害に関する個別の療育相談について、札幌市で活動をしている

NPO法人 療育教室 楽しい広場 

です
©2023 NPO法人 療育教室 楽しい広場
bottom of page